【術後134日】前立腺全摘からの現実と向き合う日々

前立腺全摘手術から134日が経ちました。

5月、6月、7月と少しずつ採尿量が減ってきて、「もしかしたら回復の兆しかもしれない」と希望を持てた時期もありました。でも8月に入ってからは、ずっと不調が続いています。正直、気分は晴れず、落ち込む日々です。

昨日の採尿量は1175.6g(うち就寝時201.7g)。この数字を見た瞬間、奈落の底に突き落とされたような気持ちになりました。トイレで用を足すことなく、ほぼすべてが紙パッドで受け止められていたという現実。椅子から立ち上がった瞬間にも漏れてしまう。そんな一日でした。

手術から4カ月余り。尿漏れは身体的な不便以上に、精神的な圧力が本当に大きいです。トイレで紙パッドを交換するたびに、「なんで?」「嫌だ!」「いつまでこの作業を続けるんだ?」という感情が頭を支配します。

この感覚は、経験した人にしか分からないかもしれません。だからこそ、こうして言葉にしてみました。辛いです。でも、同じような状況にある誰かが、この記事を読んで「自分だけじゃない」と思ってくれたら、それだけで少し救われる気がします。

術後の経過は人それぞれ。回復のスピードも、症状の重さも違います。でも、どんな状態であっても、心の中で感じていることに蓋をせず、言葉にすることは大切だと思います。

今日もまた、紙パッドを交換しながら「なんで?」と問いかけるかもしれません。でもその問いを、少しずつ「どう乗り越えるか?」に変えていけたら――そんな希望を、今は小さくでも持っていたいと思います。

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