術後114日目の診察と、出口の見えない絶不調

前立腺の全摘出手術を受けてから、114日が経ちました。

昨日は、4回目となる市民病院・泌尿器科の外来受診日。 今回も、日々の尿漏れの状況を記録したグラフを4枚ほど用意して、診察に臨みました。自分なりに努力の過程を可視化した、いわば「今日の通信簿」のようなものです。

しかし、先生はそのグラフをチラリと一瞥しただけ。 そして、私の心に突き刺さる一言が。

「まだ200mlも漏れるの?」

日々、失禁パッドの消費量を少しでも減らそうと努力し、一喜一憂している中でのこの言葉は、あまりにも心がありません。毎回のことながら、どっと疲れがこみ上げてきます。

ただ、ここで黙って引き下がるわけにはいきません。 私から、言葉を選びながら柔らかに切り出しました。

「先生、今処方していただいている『ベオーバ』ですが、どうも効いている実感が湧きません。恐れ入りますが、お薬を変えていただくことは可能でしょうか?」

この申し出は受け入れられ、今回は「バップフォー」という新しい薬が処方されることになりました。この変更が、少しでも良い変化につながることを祈るばかりです。

本音を言えば、早く専門的な治療から卒業し、気心の知れたかかりつけ医に診てもらいたいのですが、来月もまたこの市民病院へ通わなければならないようです。

実は、8月1日には自分でも「奇跡か?」と思うほど驚異的な記録が出ました。これで一気に快方へ向かうかと期待した矢先、そこから今までずっと絶不調の波にのまれています。

まるで長いトンネルの中。 光が見えたかと思ったら、また闇に引き戻されるような感覚です。

でも、立ち止まるわけにはいきません。 新しい薬にわずかな望みを託し、この不調のトンネルから一日でも早く脱出できるよう、また明日から自分にできることを続けていこうと思います。

 
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