術後184日目の現実:前立腺全摘手術から半年を迎えて

2025年10月15日、前立腺全摘手術からちょうど6カ月が経過しました。術後184日目。節目の日ではありますが、正直なところ、気持ちは晴れません。

手術直後、多くの患者に尿漏れが見られることは知っていました。医師からも「術後3カ月から6カ月で回復が始まり、1年後には約9割が問題ないレベルまで改善する」と説明を受けていました。だからこそ、この半年間、希望を持って過ごしてきました。

しかし現実は厳しく、私の場合、回復の兆しがほとんど見られません。

昨日は術後6回目の外来受診でした。これまで処方されていた薬について「効果が感じられない」と伝えたところ、医師からは「では薬の処方は止めます」との返答。正直、驚きと疑念しかありませんでした。

他に試してみる薬はないのでしょうか?選択肢は本当に尽きたのでしょうか?そんな疑問が頭をよぎります。

さらに、医師の口から出るのは「人工尿道括約筋埋め込み手術」の話ばかり。もちろん、重度の尿失禁に対する有効な治療法であることは理解しています。でも、まだ半年。回復の可能性が残っているこの段階で、その判断を急ぐ必要があるのでしょうか。

私はまだ、自然回復の可能性を信じたい。焦らず、納得のいく選択をしたい。そう思っています。

同じような状況にある方がいれば、ぜひ声を聞かせてください。情報交換や体験の共有が、次の一歩への力になると信じています。

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