03 人間は集団への所属願望を持っている社会的動物

喜怒哀楽

こんにちは すきま人のnassuです。

私たちは、他人から疎外される事への恐怖心を持ち、周囲の視線に敏感に反応するという傾向を持っています。

人間が集団で生活するのはどうしてなのでしょう

私たち人間は、社会生活を送る中で様々な集団に属して生活をしています。
例えば、家族、学校、会社、部活、サークル等々です。
どうしてこのように集団に属して生活をしているのかというと、
一人で生きていくよりは、団体に所属をして、他の人と助け合いながら、
協力して生活をしていった方が、便利で生きやすいからです(社会的促進)。

所属する団体の中で役割を決めたり、分担したりするのは人間の知恵と言えます。
それは、家族の中であったり、会社の中であったり、部活の中等々でも同様です。
社会的促進行動は自然界の中でも見ることのできる行動です。
お互いが助け合うことで、自分の安全性を高め保持していく事は、
自然界の中で生き残るために非常に重要な知恵なのです。

しかし、前回も述べたように、現代はコミュニケーション能力が育ちにくくなってきています。
社会的動物である私たち人間が、集団にいられないことで生じてくる問題には何があるのでしょうか。

集団にいられないことで生じてくる問題

周りから悪評を受け、集団から外されることに、快感を感じる人は多分いないと思います。
どうして、そのように思うかというと、人間には、
「誰かに認められたい」
「安心できる居場所が欲しい」
「誰か常に繋がりを持ちたい」という所属欲求があるからです。
同様の欲求は、集団で生活をする他の動物も持っています。
野生動物の場合、集団から排除されると言うことは、すぐに「死」につながります。
人間の場合は、すぐに「死」にまでは繋がらないものの、
集団から疎外されると、
気持ちが暗く落ち込み、
自己制御能力、
思考, 認知能力が低下します。
このような耐えがたく、苦しい状況になりたくないために、
人は集団の中に自分の居場所を求めようとするのです。

他人の視線が気になるのは人間として正常

私たちが、他人の視線を気にするのは、集団に属したいと欲する人間の正常な反応です。
他人から嫌われることで、集団から外される可能性が強まり、
所属欲求が疎外される可能性が出てきます。
所属欲求が疎外されると、私たちは悩み、苦しみと直面することとなります。

だから集団から疎外されないように努力をします。
その努力により、他人からの否定的な評価に過敏になり、
他人の視線を過剰に気にする行動として表れるのです。
私たち人間は、集団の中で生きていたいと思う動物なのですが、
現代社会は非常に孤立しやすい環境です。
集団で協力しながら安心安全な生活をしにくい環境は、
社会的動物である私たち人間が、集団から疎外されやすく、
孤独感を受けやすい環境なのではないでしょうか。

まとめ

他人を批判したり、自分の保身のためにウソをつくなどの行為は、一見卑怯に見えますが、
それらの行動も人間の所属欲求の影響が大きいと言えます。
単に「弱い」からとか「卑怯」だからと決めつけないで、それらが自分を守るための行動の内であると考えてみましょう。

ありがとうございました。

 

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