こんにちは、すきま人nassuです。
今回は、ちょっとデリケートな部分の出来事について書きたいと思います。もし同じような経験をされた方がいたら、一人じゃないよ、と少しでも思ってもらえたり、参考になったら嬉しいです。
退院後、まさかの「異変」発見
先日、手術も無事に終わり、ようやく自宅に戻ってきました。「やれやれ、これからゆっくり回復に専念しよう」なんて思っていたある日のこと。
お風呂に入っている時でした。体を洗っていて、ふと陰嚢の裏側を触ったときに、何やら「ん?」と感じるものが…。
鏡でよく見てみると、そこには鮮やかなピンク色をした、まるでイボのような小さな突起物があるではありませんか!
正直、「えっ、なにこれ!?」とプチパニック。場所が場所だけに、すごく不安になりました。
ただ、痛みもかゆみも全くありませんでした。触っても感覚がないというか、本当に「できものがあるな」というだけの感じでした。
不安を抱えて市民病院へ
痛みやかゆみがなくても、変な場所に得体の知れないものがあるのは気持ちのいいものではありません。これはちゃんと診てもらった方がいいと思い、外来受診の折に泌尿器科に相談したところ、患部の場所柄、皮膚科で診てもらうのが良いだろうということで、スムーズに皮膚科の予約を取ってくださいました。こういう連携はありがたいですね。
皮膚科受診、そして即日切除に!
そして、5月19日。紹介してもらった皮膚科を受診しました。
少し緊張しながら患部を見てもらったところ、先生は一目見て「ああ、これは日常的によく見られるものですよ。良性のイボで、ウイルス感染によってできるものですね」と、あっさり。
拍子抜けするくらい普通のこと、という感じの先生の口ぶりに、まずはホッと一安心しました。
「すぐに取ってしまいましょう」と先生。えっ、今日ですか!?と内心驚きましたが、日帰りできる処置ならとその場でお願いすることにしました。
痛かった麻酔、そして処置へ
診察室から処置室へ移動。横になって患部を出し、「じゃあ、今から麻酔の注射をしますね。ちょっと痛いですよ~」と先生。
先生の「痛いですよ」という声を聞いて身構えましたが…、これが本当に痛かった! 「ちくっ」というよりは、「ズンッ」というか、結構しっかりした痛みが走りました。うぅ、と声が出てしまいました。
でも、麻酔が効いてしまえば、あとは全く何も感じませんでした。先生が何かしているのは分かりますが、痛みも感覚もゼロ。恐る恐る下を見ても、よく見えませんし、先生にお任せするしかありません。
処置自体はあっという間に終わったと思います。
「はい、終わりましたよ。一針縫っておきましたから、一週間後に抜糸に来てくださいね」
終わったんだ…。不安だったイボは、もうなくなったんだ…。なんだか狐につままれたような気分でした。
病名は「陰のう尋常性疣贅」
処置後に先生から改めて説明がありました。今回できたイボは「陰のう尋常性疣贅(いんのうじんじょうせいゆうぜい)」という病名だそうです。
尋常性疣贅、つまり「普通のイボ」ということですね。それが陰嚢にできた、ということのようです。ウイルス性とのことなので、免疫力が落ちていたりするとできやすいのかもしれません。先生が最初に「日常的によく見られる」とおっしゃっていたのは、こういうことかと納得しました。
帰宅後、そして痛み
処置後、絆創膏を貼ってもらって無事に帰宅しました。
しばらくは全く痛みを感じなかったのですが、麻酔が切れてくると、じわじわと痛みが出てきました。量は少なかったですが、少し出血もありました。
我慢できないほどではなかったですが、じんじんとした痛みが気になったので、鎮痛剤を服用しました。痛み止めが効くと楽になり、無事に眠ることができました。
まとめ
今回、陰嚢という場所にできた見慣れないできものに、最初はかなり不安になりました。でも、勇気を出して病院で診てもらった結果、日常的によくある良性のイボだと分かり、その日のうちに切除してもらうことができました。
麻酔の注射は痛かったですが、処置自体はあっけなく終わり、今は術後の回復を待つのみです。
もし、同じようにデリケートな場所に「あれ?」と思うようなできものを見つけた方がいたら、一人で悩んだりせず、早めに医療機関を受診することをお勧めします。恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんが、専門家に見てもらうのが一番安心できますよ。
来週の抜糸で無事に終了となりますように!
追伸:担当医師は女医さんでした。
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